美味しいものメモードイツ便り７

ふっと鼻をかすめるバジルのいい香り。
見ると葉っぱもイキイキ美味しそう。
ハーブコーナーから一鉢お買い上げ。
タイミングよく野菜コーナーには
缶詰のイラストで見なれたプリップリの細長いトマトが！
おぉこれはきっと美味しいに違いないと
急遽トマトソースを作る事に。

一回そのまま食べてみたかったのよねとかじると
種部分のほとんど無いサックサクな肉厚トマト。
ふむ、これで本当に出来るのだろうかと半信半疑ながら
にんにくと鷹の爪を軽く炒め、タマネギ、ミンチ肉、
トマトと炒め始めるとあらびっくり、
あんなにさくさくだったトマトたちが
ほろほろトロ～リと煮崩れてフクフクいい加減。　
仕上げにバジルの葉を一緒に少々煮込んで完成。

出来上がりのソースを温めるのと
手間はさほど変わらないながらずっと美味。
新鮮さにはかないません。

こうやって色んなものが私の食欲をそそる夏。

（2006年08月）

近隣から色んな子達が
やってきます。

チョコ大国ヨーロッパ。
今はまっているのが以下3品。

「１．Marabou（スウェーデン）のApelsin krokant」
オレンジ風味のミルクチョコレートにカリッと
こうばしいシリアルが練りこまれているの。
このオレンジ風味ある意味、外国な味かもしれない。
でも癖になる。
このメーカーのこの味はIKEAの店舗でしか買えないの。
もしかしたら日本にオープンしたIKEAでも買えるかな？

「２．Ritter Sports（ドイツ）のSunnyCrispy」
ミルクチョコレートにカリカリに炒ったひまわりの種が
盛りだくさんに練りこまれているの。
チョコの甘さとのこうばしいハーモニーがたまらない。
この噛み込みごたえに、軽い歯ごたえ、止まりません。

「３．MILKA（ドイツ）のCARAMEL」
濃厚です。暑い夏には食べられない。
でも牛乳やミルクたっぷりのコーヒー片手に
食べだしたら止まらない、止まらない。
ミルクチョコレートの間にミルククリームと
とろ～り糸引くキャラメルクリームがサンド。
ハーゲンダッツのキャラメルクリーム好きですか？
私も好きです。
同士よ、手に取ってみて、はまります。

（2006年08月）

どうしてあなた達は
こうも美味しいのか。

9月に入ると冷蔵コーナーに並びだす
搾りたての発酵中ワイン。
ビンが割れないようにきっちり栓がされていなかったり、
栓に穴が開けられているから振らない、寝かさない！

搾りたてはアルコール度数も３％程と低く、
ぶどうそのものの甘さを楽しめる
ちょっぴりにごったシュワシュワ発泡酒のよう。
冷蔵庫で冷やして保存すればゆっくり発酵、
室温で2日ほど置いておくと早く発酵が進み
19％ほどのワインになります。

この時期この搾りたてワインと一緒にツビーベル・クーヘン
（オニオンケーキ）が店先に並びだし、一緒にいただくのが最高らしい。確かに玉ねぎを甘くこうばしく炒めたものを
サワークリーム、スモークベーコンとで焼き上げた、
ほんのり酸味のある甘こうばしい味わいがよく合う。

ワインも進めば、フォークも進む。
キケンキケン。
白はFederWeisser（フェーダー・ヴァイサー）
赤はRoterRaucer（ローター・ラウサー）
この時期ワインの産地を旅する事があれば是非お試しあれ。

（2006年09月）

チリチリチリッと
細かい発泡がさわやか