美味しいものメモーイタリア便り１

幸せになれる魔法のとんがり帽子をくれるお店。
そんな雰囲気があります。
いや、おばちゃんが魔女に見えるとかじゃなくって・・・

一体何が違うって言うんだろうか。

あまりの美味しさに普段はお茶派の私が
イタリアでは口を開けば
「コーヒーを下さい」
と言ってしまっている。

ふ、不健康だぁと思いながらも
ギューッと香りやうまみの凝縮された
「カフェ（イタリアでは一般にエスプレッソ）」
にお砂糖をザーッと入れて。一気にいただく。
ふわぁ、幸せだ。
小さなカップながらいい仕事しています。

この美味しいコーヒーが家でも楽しみたくて
でもエスプレッソマシーンなんて置けない。
ということで手軽なMOCHA（モカ）っていう
コーヒーメーカー買いました。
これに使えるかわいいカップが欲しいと
思っている今日この頃。
実は目をつけている子がいるんだな。
手元に来た際にはご紹介いたしますね。
その日も近い気がする・・・

（2007年06月）

たかがコーヒー、
されどコーヒー。この小さなカップに凝縮されてます。

お待たせしただけの価値があるのか？
という報告になっていそうでドキドキしているのだが
パン好きとしては行った国にパンがあるなら
パン屋をのぞいてみずにはいられない
買ってみずにはいられない、口にせずにはいられない。
その収穫の1品。

やはり基本は白パン。少し重めで割と周囲がハードな
ものが多い気がしました。
今回面白かったのがこちらのパン。
甘くは無い食事パンなのだけど香りがパネトーネ。
イタリアには特別なパン種やイーストがあるのかしら？
今度は材料コーナーを覗いてみようと思っています。

少々蛇足ですが
朝から甘い物大歓迎の私でも少々閉口したのが
イタリアのホテルでの朝食。
寝ぼけ眼をこすり食堂に入り目にしたものは
ずら～っと並ぶケーキバイキングかと思うような品々
ケーキ、クッキーにデニッシュ。
すご～い種類豊富と感動したのはさすがに1日目のみ。
あまりの甘さに、じんわり味わい深いコーヒーに
助けを求める朝でした。

しばらくドイツのチーズとハムの朝食になれていた私には
久々の洗礼。こんな習慣の違いも面白い。

（2007年07月）

すぅっと層状に割ける
断面が面白い