美味しいものメモー５

その土地に行って、そこの空気の中で味わわないと
分からない美味しさってたくさんあると思う。

今でこそ好きになったミントティーもそう。
モロッコのカラッカラの熱～い日差しの中
まあ、お茶でも飲んで行きなさい・・・
とあちこちで何倍も振舞われた熱～い、超あま～い
フレッシュなミントを使ったミントティー。
でもこれが本当に感動するぐらい美味しかったんだな。

今年はうちのお庭にもミントの葉が
美味しそうに茂ってくれた。
「摘んで摘んで！」「飲んで飲んで！」
とサワサワ葉をゆらしているので
さっそくミントティーに。

こっくり甘くするためにザラメ糖を入れて
もちろんココは日本。すこ～し甘さはひかえめに。

透き通るような空の下
フレッシュなお茶をのんびり楽しんだひととき。

（2005年5月4日）

モロッコの空の深さには
かなわないけど・・・

お料理に和菓子に、ケーキまでも！
日本のものってなんて繊細なんだろう
って思う今日この頃。
でもそれは手を加えたものだけではなく
自然のものでもそうな気がする。

今年も我が家の小さな桜の木から
すこ～しだけどさくらんぼが収穫できた。
とってもかわいくていつまでも眺めていたくなるけど
我慢できなくてお口にポンッ。

プルンッとみずみずしくって
口に含むとフルンッとはじける実が
甘酸っぱい。
とっても優しい味。

海外のパッツパツに熟した
濃厚なサクランボも大好きだけど、
この目からも楽しめる優しい味わい、
大好き。

（2005年05月）

鳥たちとの知恵比べが繰り広げられます

友人からとっても素敵なお酒をもらった。
その名も「山名さんの柚の酒」。
手絞りの柚を3年熟成させた純米酒で仕込んだ
和のリキュールという売り文句。
アルコール度は７％。

1週間に1度は仕入れに走っていた時期もある
と友人から聞かされ、それは飲みすぎだろう・・・
と思っていたけど納得。
毎日晩酌する私ではなかったのに
栓を開けてからというもの
そのほっとする柚の香りに、
さわやかなのに、こっくりとした味わいに
食後にグラスで一杯いただくのが日課に。
確かに1週間でいただいてしまいました。
お店が近所でなくて良かったよ。

美味しくて一口二口と進んじゃうけど
お酒はお酒、結構利きます。
2杯は飲めないな、本当に。
侮るなかれ７％。

柚のやわらかい、どこか懐かしい香りとともに
口に広がるまろやかな酸味と
純米酒のふっくらとした美味しさが
素敵な「ほっ」を届けてくれます。
ご馳走様！！

（2007年02月25日）

ほほぉ～とじっくり